俺達の熱いW杯。
まるんとした体型のオヤジ・ペア。この可愛らしい体型に騙されてはならないのだが、チームまるんは盗人である。日々いろんな部署から貰うあたくしのお菓子達を盗人Wまるんは狙っているのだ。でも事後も含めて爽やかに盗んだことを報告してくる、Wまるんに対して裁判や拷問にかけようなどとは全く全く思わない。
過熱するW杯のお陰で連日テレビにおいて23人のSAMURAIと神様と称されるブラジルの武将を見かける。あたくしも当然にわかファンながら応援しているわけで。そんな熱いSAMURAI達を見ていると俺達の熱いW杯を思い出す…。
まさか人生の負け組になろうとは夢にも思っていなかったむかーし、昔。社内ではお茶汲みも立派な仕事だった。部内の女性で当番を決めて上司や同僚にお茶を淹れていたのだ。冬はHOT、夏はCOLD。今思うと至れり尽せりだな。みんなから嫌われていたKという部長があたくしの上司だった。明らかなヅラを自ら生えてるモノだと主張するK。いつか社内で釣り大会を開催してヤツのヅラを釣ってやろうと画策していたが、その機会を逃してしまい未だヤツのヅラは疑惑のままだ。…ってかパゲKは既に退職してしまい、その社内何でも釣っちまおう大会を開催しても意味がなくなってしまったので開催を断念。今もって最大の心残りだ。
そんなパゲKはいつも女子のお菓子を盗む。しかも卑怯なコトに盗っても騒がないであろう、大人しい女子ばかりを狙う。ご存知の通りあたくしが大人しいわけもなく、あたくしのお菓子は机に転がそうが絶対に盗まれることはなかった。同期Eが「amoちゃーん、またヤラレター!」と一日一度の報告にamo山大噴火っ!!!くそーっ!同期Eが優しく怒らないことをイイコトにパゲKの悪行三昧を許しておけん!「必殺仕事人!」になるべく、amoと後輩Kが立ち上がった。(イヤ、誰も「仕事人」になれって言ってきた訳でもなく、報酬もないんだけど)
時は夏。うだるような暑さでみんな溶け気味。ならば。冷たい飲み物で一気に北極へお連れしましょう!とあたくしと後輩Kはタッグを組んだ。W杯開会宣言だ!
宣誓!我々ニッポン代表はスポーツマンシップに則り、正々堂々闘うことを誓います!!!
amo「あたくし、キング・カズ!」後輩K「あたしはラモス・瑠偉」と選手も決まったところで、氷をボールに見立てキックオフ!!!「カズ、スルーパス!!!」「ラモス!ゴォォォォール!」あたくし達ニッポン代表にさんざん蹴られた氷はパゲKのグラスへ。浮いたゴミは丁寧に取り除いて何事もなかったのようにパゲKの机へと運ばれた。ププッ。旨そうに飲んでやがる。バッカでぇー!食い物の恨みは恐ろしいのじゃ。今までの悪行の数々、我ら(自称)ニッポン代表が成敗してくれるわ!!!恥を知れ、恥をっ!!!とココロで叫んだ偽キング・カズと似非ラモス・瑠偉。嗚呼、達成感。しばらしくしてお茶汲みもなくなり、こうしてあたくし達の熱いワールドカップワーストカップ(W杯)は幕を閉じた。パゲKは確実に社内ワースト1だったからな。ワーストカップの栄えある(←そんなのいらない?)優勝はヤツに贈りたい。
楽しみにとっておいたお菓子を持っていかれてムカつくヤツと何とも思わない人、コトバの暴力(例えばセクハラ)と思うか思わないかの差は、その本人への好き嫌いが絡むんだ。人間ですからそりゃ好き嫌いはあるよ。でもさすがに、W杯はちょっとやり過ぎた…かな?ちなみにパゲKには味噌と醤油で一晩寝かせたチョコレートも食わせたことあります♥ププッ。
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